男は、「ずっと前から知っていて、友だちとしか思ってなかった女性」に、ある日突然恋をしてしまうことがあるのだという。たとえば会社の同期で、いつもグループで遊んでいたような男と女、つまり知りあって何年もたっている間柄なのに、何かの拍子に、急に思いついたように男が女に付き合ってほしいと言い出す時、告白のきっかけとしてありかちなのが、じつはたまたまの「その日の装い」だったりする。女の服が、男に突然恋をさせることって、実際にあるのだ。男ってそんなに単純?と驚くかもしれない。でも、男はそんなに単純なのだ。今までカジュアルな服しか着なかった同期の女が、ある日突然フェミニンでエレガントな服を着てきたら、この子ってこんなに女っぽかったっけ?とその場で恋愛感情を持てるくらい、男は本能的で直情的で単純なのである。でもそれを、私たち女は好都合だと思うべきなんじゃないだろうか?何しろ服一枚で相手は恋に落ちてくれるのだから。この時、ツボとなるのは言うまでもなく。フェミニン・ということ。女らしさが匂いたつ服を選ぶのは基本中の基本だが、ひょっとするともっと大切かもしれないのが「意外性」のほう。