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教会とホテルのムードに弱い花嫁に

こんどは花街になる男性から相談を持ち込まれた例です。「彼女は、結婚式は教会、披露宴は一流ホテルといって聞きません。これこそ子どものころから夢に描いていたのだから、それが実現できないなら婚約を解消するとまでいっています。どうしたらよいでしょうか」最近、教会での結婚式のムードにあこがれる女性が多くなりました。ふだんはキリストのキの字もロにしない不品行の芸能人までが名の知れた教会で結婚式を挙げて週刊誌を賑わせています。しかし、教会によっては信者以外の者の結婚式は断わっているところもあります。教会で結婚式を挙げる以上、少なくとも聖書を読み、心に神の存在を信じるべきでありましょう。カッコよさだけで教会結婚式を選ぶのは神への冒涜ともなることを知らねばなりません。また一流ホテルの披露宴といっても、豪華に開くには巨額の費用が必要です。おそらく自分の働きでどれほどの金を得られるのか、その女性はわかつていないはずです。現在、日本の結婚式はブライダルマーケットと外人に軽蔑されるほどで、彼らは、日本人がなぜ自分たちの結婚式にこんなに金をかけるのか、どうしても理解できない、といっています。アメリカではキリスト教信者だから教会で式をやるか、それからは自宅でサンドイッチをつまんでワインを飲むていどで金をかける必要がないし、それでも誰もバカにしないで祝福してくれる、これがほんとうの結婚式のおり方ではないでしょうか。虚栄と虚飾で自分たちの大事な人生のスタート。を飾るようなおろかしさはやめて、むしろ実質的な結婚式を挙げることにより、結婚生活そのものを充実させるようにその仲人が彼女を説得したところ、あっさりと教会とホテルの条件を撒回したのには、仲人もむしろ気が抜けてしまったくらいだったそうです。